H度→100%
( ゚д゚)ポカーン

短編

セカイの歯車
神海ヘヴン様:作



[紹介文]妹が殺された。
僕はそれを補うために妹そっくりのロボットを買った。


1


妹が殺された。


殺した犯人は現在も逃走中。
事件が起きた地域の住民はびくびくしながら、暮らしていた。


一方僕の精神状態は計り知れないダメージを受けた。


死んでから1ヶ月、自分の無力に嘆き、喪失に苛まれていた。


毎日が現実逃避の日々だった。


妹の喪失。今まで自分の心を埋めていたものが
失ってしまって初めて大切さをしった。


人は安定要素があるから正気でいられる。


自分に関係している全ての人や場所が安定要素なんだ。


それらは喩えるとしたら、そう歯車のようなものだ。


それら安定要素が噛み合って働き、
そして自分の世界を構成している。


だけど、その安定要素が失われたり、
不確定要素が代わりに入ったら、
世界はあっけなく崩壊し、瓦解していく。


処世術は三つ。一つは現実逃避。


世界自体が不確定要素と変わってしまった狂気から逃れるために、
貪るようにフィクションを摂取したり、自慰行為を繰り返す。


現実と幻想を取り違えていく。


もう一つは心の平静を手に入れる。


発生した狂気を殺すために、不確定要素を排除する。


例えば、僕で言うと妹を殺した犯人を復讐として殺すこと。


最後の一つは…


コンコン。


僕の部屋のドアがノックされる。


「兄さん、晩ごはん出来たわよ」


妹の楓がひょっこりと顔を出す。


「おう、すぐ行くよ」


「わかった」


微笑みながら楓はドアを閉めた。


最後の一つ、それは補うこと。



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直アドGET!!
が恋への近道です

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