◆短編
空に向かって
skr 様:作
[紹介文]この小説が
みなさんの心に
伝わりますように…
・前章
私は…死ぬの…?
なんで私なの……?
あなたとせっかく
結ばれることが
できたのに…?
まだ…
まだあなたのそばで
あなたを感じていたいよ…
あなたの手のぬくもりも
笑顔も愛情も
照れ隠しに笑う横顔も
全て消えてしまうの?
私がいなくなれば
私以外の人と
結ばれるの…?
そんなの嫌だよ…
でも私はあなたの幸せを
願いたい
あなたが幸せなら
私は笑えるよ?
でも…悲しいときや
嬉しいとき、辛いとき、
怒ったときには
私のことを思い出して
あなたの心の中で
話しかけるから
あなたのモヤモヤを
取り除いてあげるから
あなたが涙の時は
私が太陽となって
あなたを明るくさせてあげる
私はみんなのために
この小説を残します
あなたが読むころに
私はここにいるのかな?
この小説を
たくさんの方々に
読んでもらいたいです
命を無駄にしないで
精一杯生きてください
この小説が少しでも
みなさんの心に
届きますように…
・第1章
私が病気を発症したのは
17歳のとき
いつものように
学校にいって
幼なじみの優樹と
帰宅しているときに
意識を失った
目覚めると
見覚えのある天井
自分のベッドの中か…
と頭で考えながら
ボーっとしていたら
左手に懐かしい
感触とぬくもりがあった
そっと頭を
横に向けると
優樹が寝息をたてていた
きっと私を
運んでくれたんだろう
優樹は家が隣どおしで
産まれたときから
仲が良かった
今も同じ高校に通い
同じ大学に進学する
私の大切な人
高校も明日で卒業
このときは
大学生になった
自分を想像しながら
将来の夢に向かって
頑張っていこうと
強く思っていた
結局優樹は私の
横で眠ったまま
朝を迎えた
体調は昨日より
もっと悪くなったが
卒業式は絶対出たいと
わがままを言って
卒業式に出た
卒業式のあと
優樹に告白しようと
決意していたのに
優樹は女の子に
囲まれていた
私は体調も悪かったので
教室に逃げて
机に突っ伏して
寝ていた。
すると息を切らしながら
優樹が教室に入ってきた
そして優樹に
告白されて…
私たちは初めてキスをした
あなたと付き合って
いなかったら
私は今ごろ病気に
負けていたかもしれない
あなたに出逢うことは
神様がくれた
唯一のご褒美なのかな…?
あなたに出逢えて
私は本当に幸せです
ありがとう
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