短編

no title 1
返り血姫 様:作



[紹介文]ーーー。



コンクリートに膝をついた私の耳は目に映る光景に付随すべき音を拒絶した。

私に向かってのばされていた男の腕は別の男によって阻まれた。

手首を捕まれているそれは奇妙な方向に曲がり痙攣している。

腕を掴んでいる男は全くの無表情で眉一つ動かず言葉も発しない。

男はそのまま更に腕を捻りあげる。

腕の真ん中辺りから皮膚を破り筋肉を破って白い骨が飛び出した。

あぁ、人の骨というのはあんなにも白いのか。

座りこんだまま呆けて一連の動きを見ていた私の頬に腕から溢れ出した血液が歪 つな点描画を描いた。







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