6・がんばってください
朝日がカーテンの裾から部屋へ入り込んでいる。
外はいい天気なのだろう、
カーテンを開けなくても察しがつく。
時計の針は9時過ぎをさしている。
起き上がった僕はパジャマのまま階下へ、
居間のソファーに腰を下ろす。
テレビのリモコンを手に取り、
チャンネルを1通り変えて、情報番組に落ち着いた。
暫くソファーに身を委ねる。
4日ぶりの休日が始まろうとしていた
台所にてやかんに水を入れる。
ジュボッっとガスコンロの青い火がつき、やかんをおく。
食器棚から黄緑色のマグカップを取り、
インスタントコーヒー瓶をひねり、カップに粉を入れる。
いい頃合いにやかんの注ぎ口からシャーと湯気が立ち、
カップに湯を注ぎいれる。台所にコーヒーの香りが漂う。
ソファーの前の据えられているテーブルにカップを置く。
カップのすぐ脇に1冊の本が置いてあることに気づいた。
やばい!
図書館に本を返却することをすっかり忘れていた。
今日の予定は決まった。
【0006】
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