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「日帰りで初島に行って来た帰りでして、
ちょっと立ち寄って行こうかと思いまして。
また後で気が向いたら寄らせてもらいます」
「初島にっ……。準備中でもお客さんさえよろしかったらどうぞっ。
椅子にお掛け下さいなっ。
大した物は出来ませんけども、何かお作りしましてよっ」
女将はそう言いながら、
カウンターの真上にぶら下がったフード照明のスィッチを入れた。
「そうですか、それはありがたい」と言いながら、
亡くなった学生や妹の叔母なのだろうと思っていた。
【0021】
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