◆エッセイ
病気も怪我も♪
栗城 秋様:作
〜専門学校〜
高校を卒業した私は専門学校に入学した。
面接と運動と歌のテストだけだったので頭が悪くても合格できた。
専門学校も電車通学だった為に、
まだまだパニックの発作に悩まされていたが
なんとか順応できるようになってきていた。
高校の章で書いたのでこれに関しては特記するような事はない。
一年の夏休み、高校時代から付き合っていた彼と別れた。
そのショックで食事を食べられなくなった。
まぁ数日食べないくらいなら死にはしない。
だが、知らぬうちに胃の機能は弱っていたらしい。
たまたま親戚の集まりがあり
食べなくてはならない状態になったのでいきなり魚やら肉やら食べた。
即気持ち悪くなった。その場は堪えた。
夜になって事件は起きた。
腹部に激痛を感じて起きた。
間違いなく下痢の痛みだったのでトイレへ行ったら思いがけず吐いた。
用を足す準備をしていたので、尻丸出しで吐いた。
胃液も出なくなるほど吐いたらとりあえず落ち着いた
しかし動けない。
自室まで辿り着けず、トイレから一番近い部屋で力尽き、
発作も起こして倒れ込み唸っていた。
その部屋には父が寝ていた。
異変に気付いた父は『そんなとこで寝ると風邪引くぞ』
と言ってタオルケットを被り直した。
おい、風邪どころじゃないだろ。
助けたまえ。…と思っても声が出せない。
悔しい、苦しい、憎たらしい。
あまりに動かない私に再度なにやら注意をしながら
近づいて来た父は顔面蒼白で吐瀉物の臭いを放ち
息を荒げている娘の異変にやっと気付いた。
そして母を呼んだ。
父がしたのはそれだけだった。
あとはオロオロしながら私の周りをうろちょろしていたように思う。
母はうまいこと私から状況を引き出し救急車を呼んだ。
救急車デビューだった。
2〜3人の男の人がやってきて、
緑のビニールシートに包まれ、担架に乗せられた。
何度か名前を呼ばれたりなにやら測定されたりした。
病院に着いてまた吐きまくり便も出した。
即入院だった。胃カメラを飲んだ結果、
胃潰瘍になる手前だったことがわかった。
あと、レントゲンで大腸にポリープがあることが入院中に判明した
入院中におかゆと具のないみそ汁ばかり食べさせられた。
(よくなるにつれ普通食になったが)
ポリープを取らないでいいのか気になったが
取らないでいいと医者が言ったのでそのまま退院した。
この時にほったらかしにしたために、
心配性の私はこの後ポリープの事を約7年気にかける生活に突入した。
これでパニックとポリープの2つの心配事と苦楽を共にすることになった
。
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