エッセイ

病気も怪我も♪
栗城 秋様:作



〜中学生〜


中学になったら部活に入った。水泳部。


泳げなかったから泳げるようになりたくて水泳部。


…なんだか間違っていると思う人もいるかもしれないが間違ってない。


結果、泳げるようになったんだから。


水泳はバタフライ以外は人並みに出来るようになった。


しかし、
ここで一旦このエッセイのタイトルを思い出していただきたい。『病気も怪我も♪』だ。


水泳習得しました…で終われはしない。


水泳が上達するにしたがってまずは腰を痛めた。


学校が終わったらすぐさま電気を当てに病院へ通う毎日が続いた。


電車で乗り換え1回片道40分程の道程。
帰りは当時同じく腰を痛めていた父と合流して車で帰った。


おかげで思春期真っ盛りのこの時期、父親と交流が持てた。


お互い会話はもっぱら『腰の調子はどうだ?』だったところが痛々しいが…。


腰の調子が良くなり始めた頃、今度は肩を痛めた。


骨のことはよくわからないが
左肩の骨が異常に成長しすぎて腕の骨に引っ掛かって
腕が上がらなくなった。


医者の説明は、
『まぁ簡単にいうと四十肩に似た症状になっちゃってるんだよね』
十代の思春期の若き乙女に対して四十肩って…
もっと言い方があるだろ。
そしてまたしばらく医者通いは続いた。


次は水イボになった。皆さんはご存知だろうか?水イボの治療法を。


今は知らないが当時はピンセットで引きちぎるか、
ドライアイスでジュッと焼き潰す方法だった。


聞いただけでも明らかに痛い。実際は当然痛い。


ものすごく痛い。


人に移る為にまめに通って治療をせねばならずまた病院通いをした。


プールでの感染力は絶大らしく、
診断書を1000円出して発行してもらい部活は休んだ。


もうこの頃には私の部活に対しての目標(泳げるようになる)が
達成されていたためにひそかに嬉しかった。


部活は面倒臭いし嫌いだった。


余談だか、このドクターストップがあまりに長引いたために
先輩達に呼び出された。


1000円も出して診断書を提出したにもかかわらず。


たかだか一歳年上だからってえばりすぎだと思う。


毎回ピンセットでブチッとされたり、ト
゙ライアイスでジュッとされて泣いて治療してるのに…と、


あまりに腹が立ったのでその場で水着に着替えて
プールに入ってみんなにうつしてやる!と言ったら止められた。


止めるくらいなら文句言わないでいただきたいと思った。


そして、笑い病(正式名称ではない)になった。


笑いが止まらないのだ。


半日ほど笑いたくもなく苦しいのに笑い続けた。


横隔膜がなんやらだとか言われた気がするが確かな記憶ではない。


とにかく苦しかった。


先生が怒っていて教室が静まり返っていても笑う私。


音楽の授業でリコーダーを吹いても『ピュフォ〜』となる私。


トイレで用をたしながら笑う私。


あまりの情けなさっぷりに泣きながらも笑う私。


もう笑うしかない。
…って言うより笑いが止まらないのだが。思いの外苦しかった。


そして中学2年に今でも引きずっている病気になった。


当時は病名が判らずずいぶん苦しんだ。


パニック障害。初めての発作が中学2年だった。


ちなみにこの歳の誕生日に初潮が来た。



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