エッセイ

家族
ぼん 様:作



[紹介文]私が体験した実話です。エッセイになるのかは分かりませんが。多少性 的な表現もありますので、ご注意下さい。



第四章 勉強



我が家は割りとスパルタだった。

学校の宿題以外に母が買ってきた問題集をたくさんさせられた。

小学校低学年の時は、その勉強の為に寝るのが夜中になることも度々だった。

寝ぼけながらやっと起きている私、教える母。

私の態度を叱る父。

髪を引っ張り引きずられたり、鼻血が出る程手をあげられることもあった。



父は母が大好きだから、母をバカにしているかのような私の態度が(少なくとも 父の目にはそうだった)許せなかった。



第五章 限界



母のスパルタのお陰で成績は良かった。

家庭学習は嫌いだったが、学校の勉強は好きだった。

前日に母により予\習させられた私には簡単だったし、優越感に浸れたから。

しかし限界だった。

学校では優越感に浸れるが、家では違う。

私の苦手分野の克服の為の問題集には、母の厳しい言葉がいつも添えられた。

何故分からないのかと、問題集を破かれたこともあった。

私は切れた。



もう一人で出来るからと、母を怒鳴り付けた。

母に、もう帰って来るなと言われた。



第六章 母との戦い



翌日家に帰ると家には入れてもらえなかった。

父が帰った時に、一緒に入った。

母は、一度私を睨み付けた後、何も言わず背を向けた。

自室でランドセルから宿題を取り出していると、手にホウキを持った母と弟が入 ってきた。

『ちょっと、子の家に泥棒がおるよ。』

母はそう言いながら私をホウキで殴った。

私は、ランドセルを抱いてうずくまり耐えた。

『泥棒。』

しばらくして、母はそう呟いて部屋を後にした。

その後の夕食時には、目の前に箱のティッシュが積まれ、母は私の顔を見ようと はしてくれなかった。

反抗心を抱きつつも、酷く悲しかったのを覚えている。



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